コンテンツマーケティングとは?基礎知識を成功事例と共に紹介

MOLTS編集部

記事をシェア

コンテンツマーケティングとは?基礎知識を成功事例と共に紹介

コンテンツマーケティングとは、簡単に言うとコンテンツを用いたマーケティング手法。

デジタルマーケティング領域において、弊社がコンテンツマーケティングに関わるさまざまなサポートをさせていただている中で、常に主張していることがあります。

それは、「なんとなく作ったコンテンツから、成果は生まれにくい」ということです。よく「コンテンツは資産になる」といわれますが、現状を見る限り資産にならないケースがほとんどです。なぜなら、優れたコンテンツマーケティングには、ユーザーのニーズと自社の課題を考えた戦略、そして戦略に紐づいたコンテンツ運用が必要不可欠だからです。

本記事では、弊社が考えるコンテンツマーケティングの定義と共に、コンテンツマーケティングで成果を出すための考え方をお伝えします。なかでも検索をタッチポイントとしたコンテンツSEOを軸に成果をあげてきた事例は多く、みなさんにとって運用のヒントになるはずです。ぜひ、参考にしてみてください。

Result Driven.
目次 非表示

そもそもコンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、簡単に言うと「コンテンツを用いたマーケティング手法」と冒頭でお伝えしましたが、弊社ではコンテンツマーケティングを以下のように定義しています。

「ユーザーが興味がある、欲しい情報」をもとに、「企業が得たい成果」を、コンテンツを用いて獲得するコミュニケーション施策

言い換えるならば、企業がユーザーにとって価値あるコンテンツをどのように与え続け、自社の課題を解決していくかを考えるマーケティング手法のことです。

恋愛に例えてみると、よりわかりやすいかもしれません。

「お付き合いしたい」という自分の気持ちを叶えるために、相手にどのようにして自分のことを知ってもらい、気にしてもらい、そして最終的に好きになってもらうのか。その一連のコミュニケーション施策を、企業とユーザーに置き換えたものが、コンテンツマーケティングです。

コンテンツSEOは、あくまでコンテンツマーケティングの一手法

コンテンツマーケティングと混合される言葉の一つに、「コンテンツSEO」があります。コンテンツSEOとは、「検索」をタッチポイント(ユーザーとの接点)とした、コンテンツマーケティングの一手法と定義しています。

好きな人と出会う手法に、イベント、友人からの紹介、マッチングアプリなどさまざまな可能性が考えられるように、コンテンツマーケティングにおけるユーザーとの接点にも、Web検索や広告など複数のパターンがあります。

コンテンツSEOでは、ユーザーにWeb上の検索を接点に自社のことを認知してもらう必要があります。そのため、検索したときに自社サイトが上位表示されることが成果獲得の鍵を握っています。

実際に「新規リードの獲得」などのコンバージョン獲得を課題とするクライアント企業には、このコンテンツSEOを主体としたコンテンツマーケティングを提案させていただくことが多いです。なぜなら、キーワードを起点に「リード獲得」につながりやすいターゲットを絞り込むことができ、かつ一度検索上位を獲得することができれば継続的にリードが発生するためです。一定の集客効果も見込まれ、コンテンツ自体が自社の資産になりやすいです。

コンテンツマーケティングを構成する2つの要素

コンテンツマーケティングで最大の成果を得るためには、ユーザーの「流入経路」「態度変容」を徹底的に考え抜かなければなりません。

1)流入経路・・・ユーザーとの接点をどこに設定するか
2)態度変容・・・ユーザーと、どのようにコミュニケーションを取りアクションを起こさせるか

本章では、Webサイトをコンテンツとしたケースを想定し、それぞれ詳しく解説していきます。

1)Webサイトに人が訪れる7つの流入経路

企業がユーザーと何らかのタイミングで持つ接点のことを、「タッチポイント」といいます。人間関係に例えるなら「出会いの場」です。ユーザーに自社のWebサイトを訪れる経路は主に7つあり、それぞれ特徴が異なります。特徴を理解したうえで最適な流入経路が選択できるようにしましょう。

1. 自然検索流入(Organic Search)

GoogleやYahoo!などのサーチエンジンで特定のキーワードを検索することにより、自社のWebサイトにたどり着いてもらうパターンです。

もっとも重要な指標は検索順位です。検索順位とは、特定のキーワードで検索したときにサイトが表示される順番のことをいいます。

検索画面における検索順位

米国Advanced Web Ranking社によるデータ(2020年2月時点)では、狙ったキーワードで検索1位を獲得した際の平均CTR(クリック率)は、33.5%程度であることがわかっています。

これは、キーワード検索したユーザーの10人に3人程度が、自社のサイトを訪れてくれることを意味します。この平均CTRは、検索2位では17%程度、4位以下になると、一桁台にまで落ち込んでしまいます。

※月あたりの検索ボリュームが500以上のキーワードデータの国際平均CTR値(2020年2月時点)

検索1位のWebサイトと、そうではないWebサイト、どちらがより大きな成果を上げられるかは極めて明白でしょう。

なお自然検索流入は、キーワード設計の段階で、ユーザーの態度(興味のステージ)をコントロールしやすいものでもあります。一方で、安定した成果が出るまでには、数ヶ月〜半年以上の期間を要することもあります。詳しくは、次章で説明します。

2. 広告流入(Paid Search)

広告流入は、Web上に配信する広告をユーザーとのタッチポイントとする手法です。

メリットの一つは、短期間で多くのユーザーと接点を持てることです。早ければ即日で広告を配信し、効果を試すことができます。また、メンテナンスが簡単といった特徴もあります。一度配信した広告の効果を分析し、改善策を練り、再び広告を配信して効果を測定するトライアルアンドエラーを、短いスパンで回すことができます。

一方で、ユーザーを獲得し続けるためには、ある程度の予算が必要というデメリットもあります。広告配信がストップしてしまえば、ユーザーとのタッチポイントが閉ざされてしまうからです。そのため、いかに安価に質の良い広告を出し続けるかが重要となります。

3. SNS流入(Social)

SNS流入の場合も、ユーザーの使っているSNSや属性によって、ある程度まではターゲットを絞ることができます。ただし、自然流入や広告流入のように、特定の検索キーワードでユーザーの期待値をあらかじめ予測することができないため、ユーザーのニーズを的確に捉えることは容易ではありません。

インフルエンサーの拡散により流入が増えるケースも見られることはありますが、企業から接点を持とうとしたところでピンポイントでニーズに応えられるかは、難しいところがあります。

4. 外部サイトからの流入(被リンク、Referral)

リファラルは、他のWebサイトで自社のコンテンツリンクが貼られたときに発生するタッチポイントです。たとえばSmartNewsからの流入や、ブログでの紹介などが挙げられます。SNS流入と同様にユーザーニーズを把握しにくいため、コンテンツマーケティングの文脈では取り組みやすい施策とはいえません。

5. 直接流入(お気に入り・ブックマークなど、Direct)

直接流入は、ユーザーが意図的に自社のWebサイトを訪れてくれたときに発生します。誰に紹介されるでもなくWebサイトをもう一度訪れる、というユーザーの能動的なアクションを要するため、SEOコンテンツ全てを対象とするのはあまり現実的ではありません。

6. Other(メールのリンク、アプリケーションから etc.)

こちらもリファラルと同じように、アプローチできるユーザーの数やニーズを、自らコントロールすることができない難点があります。効果がないとは言い切れませんが、より多くのユーザーに効果的にアプローチをするのであれば現実的ではありません。

7. サイト内の回遊

自社のページ内で、別の自社コンテンツをリファラルすることによって、同じWebサイト内の巡回を促すタッチポイント手法です。

たとえば、転職意向のあるユーザーをターゲットとした求人サイト「リクナビ」は、求人募集中である多くの企業の魅力をアピールし、記事コンテンツでエントリーまで促す設計がされています。このような場合は、特段ユーザーを連れてくるために上記1〜6のタッチポイントを設定しているのではなく、すでにサイトに訪れたユーザーに向けたコンテンツマーケティングになります。

2)ユーザーの態度変容

次に、接点を持ったユーザーとのコミュニケーション方法を考えていきましょう。

ユーザーに自社の商品やサービスを認知させ、興味・関心を持ってもらい、そして最終的に購入や登録といったアクションを起こしてもらうためには、ユーザーの心理や行動の変化(カスタマージャーニー)を理解する必要があります。

このときのユーザーの心理状態を表すステージを「態度(たいど)」、そして最終的に企業が望むアクションを起こすまでの態度変化を「態度変容(たいどへんよう)」といいます。

※A.I.S.A.S(アイサス)とは、インターネット普及後の時代における購買行動プロセスを表したものです。

①Attention(認知)
②Interest(関心)
③Search(比較検討)
④Action(購買)
⑤Share(情報共有)

たとえば、出会ってから間もない相手に「結婚してください」と突然プロポーズしても、その成功率は決して高くはないでしょう。なぜなら、相手は自分を認知(Attention)したばかりで、結婚承諾(Action)までは、態度が遠いからです。

では、好きな相手と結婚に至るには、どのようなコミュニケーションが必要でしょうか。

大抵の場合、まずは相手の興味対象をリサーチし、お互いに共通するトピックから話を広げ、少しずつ自分に関心を持ってもらえるよう接点を持ち続けるはずです。あの手この手を使って、結婚のステージまで、相手の「態度変容」を促すでしょう。

また、できるだけ早くに結果が欲しい場合は、すでに結婚相手を探している(Search)状態にある人と出会った方が、そうでない人よりも結婚(Action)までの心理的距離が近く、態度変容のステップがより短くて済みます。

コンテンツSEOの文脈でも、全く同じことがいえます。

最終成果により近い態度にいるユーザー、つまり「買いたい」「ほしい」欲求のある「比較・検討」段階で集客した方が、コンバージョンの可能性は高く、コンテンツマーケティング施策の効果を得やすくなります

ただコンテンツを作るのは難しくありませんが、どのようなコンテンツを誰に対してどのように発信していくかが、担当者の腕の見せどころともいえるでしょう。

コンテンツマーケティングの6つの成功事例

ここでは、実際にユーザーの「流入経路」と「態度」を考え抜いたコンテンツマーケティングの成功事例を6つご紹介します。

コンテンツSEO型のコンテンツマーケティング事例

コンテンツSEO型の成功事例では、タッチポイントを検索としたコミュニケーション手法としてオウンドメディアを用いた例をご紹介します。

1. ボーグル|福利厚生サービスを提供するオウンドメディア(to B型)

ボーグル公式サイトより

サイト名ボーグル
企業名株式会社ベネフィット・ワン
企業課題オウンドメディアからの福利厚生サービスへの問い合わせの最大化

 ボーグル(旧:BOWGL)は、福利厚生サービスを提供している株式会社ベネフィット・ワンが運営する、働き方改革のポータルサイトです。

日本政府によって「働き方改革関連法」が施行される前の2017年に立ち上がり、広告費を抑えつつも自社のサービスユーザーを増やす方法を模索していました。

まだ働き方改革の実態について知らないユーザーを態度変容させるため、コミュニケーション施策のタッチポイントは、自然流入(検索)を選択。「働き方改革」の単体ではなく、それに関連する「福利厚生 事例」「人材不足」といったキーワードでも記事コンテンツを拡充させ、全体のサイト検索順位を上げていきました。

その成果として、記事内のCTA(ユーザーを行動喚起させるためのテキストや画像)から、立ち上げから3ヶ月で、月に1件のコンバージョンに貢献。また、半年後にはキーワード「働き方改革」で検索1位を獲得し、問い合わせの最大化に成功しています。

2. ボクシルマガジン|SaaS情報の比較・検索サイト(to B型)

サイト名ボクシルマガジン
企業名スマートキャンプ株式会社
企業課題資料ダウンロード数の最大化

2014年に創業したスマートキャンプ株式会社の「ボクシルマガジン」は、SaaS情報の比較・検索サイト「BOXIL」(ボクシル)の資料ダウンロード数の最大化に繋げるためのオウンドメディアです。

すでにSaaS情報の比較検討段階にいるユーザー層をターゲットとして運営されていましたが、中長期的にピンポイントで狙ったユーザーを獲得するための、持続的で無駄のないコンテンツマーケティング戦略を必要としていました。

そこで「SaaS」の定義を改めて徹底調査し、 「管理ツール」「マーケティングツール」などさまざまなユーザーニーズがある中でも、特にコンバージョンに結びつきやすい比較検討系のキーワードを再設計。

コンテンツSEOを用いてより企業成果に近い態度にいるユーザーを囲い込むことで、何も知らない状態(認知)からの態度変容よりも遥かにスムーズにリードを最大化し、多くのコンバージョンに繋げた例といえます。

3.V-CUBE|テレワークに関するソリューションを提供するオウンドメディア(to B型)

V-CUBE公式サイトより

サイト名V-CUBE
企業名株式会社ブイキューブ
企業課題オウンドメディアのリード獲得最大化・CVポイント分析

株式会社ブイキューブは「テレワークで日本を変える」というスローガンを掲げ、Web会議システムやテレビ会議システム、セミナー向け動画配信サービスをはじめ、テレワークに関する様々なソリューションを提供しています。

本サイトでは、検索をタッチポイントとしたユーザーニーズと提供しているコンテンツを、キーワード設定・戦略設計によって最適化。「テレワーク」関連のキーワードを中心に、リード獲得の最大化を実現しました。

新型コロナウイルスの感染拡大によってテレワークのニーズが急速に拡大する前にしっかりとオウンドメディアでの受け皿を構築できていたことにより、約半年でセッション数も前年比で7倍、リード件数も10倍以上に成長。案件化率30%増、そして受注率も前年同月比で3倍増と、事業成長に貢献できている事例です。

ソーシャルタッチポイント型のコンテンツマーケティング事例

次に、ソーシャルをユーザーとのタッチポイントとして成功した事例です。

4. yenta|to C型のビジネスマッチングアプリ

yenta公式サイトより

サービス名yenta
企業名株式会社アトラエ
企業課題yentaのダウンロード数の最大化
結果 ・既存のyentaのアクティブユーザー率の向上

・広告のCPA改善

 株式会社アトラエが提供する「yenta(イェンタ)」は、起業・提携・出資・採用などの出会いをサポートするビジネスマッチングアプリです。

2016年1月にリリースした当初は、ビジネスマッチングアプリ自体の認知度が低く、当キーワードでの検索需要は全く見込めませんでした。そこで全体設計として、まずアプリケーション使用のニーズ分析から「ビジネスチャンス獲得や人脈形成に悩む社会人」をターゲットに設定。yentaのビジネスマッチングアプリをその画期的な解決ツールとして位置付け、記事コンテンツでバズらせるソーシャルタッチポイント型のマーケティング施策を取りました。

記事コンテンツでは、アプリの説明と合わせて「1ヶ月で100人とマッチングできた」という成功事例を用いることでユーザーの興味を引き、成果指標であるアプリダウンロード数は数千件規模を獲得。また、アプリが多くのユーザーの目に触れたことによって、既存のyentaのアクティブユーザー率の向上や、広告CPA改善(通常の2分の1以内)といった副次的な効果を得られました。

5. GLOVER Refer|to B型のリファラル採用サービス

サービス名GLOVER Refer
企業名株式会社リクルートキャリア
企業課題オウンドメディアからのサービスに関する問い合わせの最大化
成果

・インバウンド採用の定着化

・リファラル採用の純粋想起の獲得

株式会社リクルートキャリアは、リファラル採用(社員紹介採用)という言葉が社会に出始めたころに、その仕組みづくりをサポートするリファラル採用サービス「GLOVER Refer」を構築し、お問い合わせを最大化させるミッションを抱えていました。

正式リリースがなされた2015年当時は、社員紹介そのものの社会認知が低く、検索をタッチポイントとしたマーケティングが成り立たないことは自明でした。

そこで、人事担当者の「採用決定数」を重要視する心理に着目し、当サービスの訴求ポイントに設定。Web制作などを手がける株式会社LIGと共同し、「社員紹介からの採用決定数が一気に4倍アップした話」というユーザーの成果指標に沿った記事コンテンツをリリース同年の早い段階で発信しました。そうすることで、エピソードに衝撃を受けたターゲットユーザー層を急速に獲得していきました。

成果として、ソーシャルから、大手企業も含めて数百件以上の問い合わせが発生。 結果、インバウンド採用のみで人材雇用が可能になり、採用効率が上がりました。また、サービス提供者であるリクルートキャリアのリファラル採用コミュニティの認知度も高まり、純粋想起を獲得するといった効果も見られました。

エンゲージメント型のコンテンツマーケティング事例

最後は、自社の事例の紹介です。

6. 株式会社MOLTS|to B型のコーポレートサイト

企業名株式会社MOLTS
企業課題良質な引き合いの最大化
成果週に3〜8件の引き合いを継続して獲得

デジタルマーケティング会社MOLTSは、2016年に創業して以来、営業コストの削減を課題の一つとしていました。

従業員が20名に満たない環境で、社員全員が独立採算で成り立っている以上、通常業務と自身の営業活動を並行させると、恐ろしく生産性の低下を招くことになります。そこで、単に新規問い合わせを増やすのではなく、良質な引き合いを増やすことが重要でした。

そこで、まずは「デジタルマーケティングといえばMOLTS」といった純粋想起を獲得するために、入社した社員にコーポレートサイトのFacebookグループに友人を招待してもらい、MOLTSの社員の友人に情報を発信できる仕組みを構築。そして、まずは友人のみにMOLTSの純粋想起を獲得できるようなコンテンツを配信し続けています。その成果として、今では週に3〜8件の引き合いを継続して獲得できるようになっています。

コンテンツマーケティングのコンサル支援・記事制作の内容と事例|MOLTS


以上、コンテンツマーケティング領域における6つの事例を紹介しました。

コンテンツマーケティングは、どんな課題を解決するために、どのタッチポイントで、どのようにユーザーに態度変容させていくのかで語ることができることをお分りいただけたのではないでしょうか。

コンテンツ制作をプロに依頼する理由とポイント

コンテンツマーケティングの成功を左右するコンテンツ制作には、成果目標・戦略設計の明確な設定が重要ですが、最初から効果が出るように実践するのは容易ではありません。

そこで、コンテンツ制作をプロフェッショナルに依頼する理由と、制作パートナーを選ぶ際に大切にしたいポイントについて解説します。

戦略設計・良質なコンテンツ制作は難しいから

コンテンツ制作において重要なのは、成果に向かってどうやって最短距離で走るのか、といった戦略立てです。

ただコンテンツを作るだけなら簡単で誰にでもできますが、成果を得ることが最終目的である以上、コンテンツ制作はあくまでそのプロセスの一つです。なぜコンテンツ制作をしているのか、という点は忘れてはなりません。のです。

例えばただ検索1位を目指してコンテンツ制作を行っても、CV獲得につながらなければコンテンツマーケティングが成功しているとはいえません。コンテンツマーケティングの最終目的となる、自社の課題解決に繋がらなければ意味はないからです。

どのようなユーザーに対し、どういったニーズを想定して、どのタッチポイントから、どのように態度変容させるか。そしてその戦略はどんな成果が欲しくて行っていることなのか、スタートからゴールまでの道のりを描き出すことなしに、コンテンツマーケティングの成功はあり得ません。

そのぶん、最初から成功させることが難しい分野でもあるので、プロに任せるという選択肢も考えておくと良いでしょう。

制作パートナーを選ぶために押さえておきたいポイント

コンテンツ制作を依頼するうえで、制作会社を選ぶポイントを押さえることも大切です。

一番手っ取り早い方法としては、制作会社の実績を確認することです。どのようなプロセスで、どのような課題を解決してきたのか。また特にどの分野を得意としているのか、など自社が抱えている課題から考えてみることがポイントとなります。

他にも、コンテンツ制作においてはユーザーニーズの深堀りや制作に必要な専門家への取材など、情報の信頼性を高めるために時間がかかります。一企業が運営するメディアとして正しい情報を発信しなくてはならないからです。専門性や信頼性のある情報発信など、一定のクオリティを担保できるかどうかも確認しましょう。

徹底的にユーザーに寄り添った入念なリサーチと正しい情報に基づいたコンテンツ制作を行っているか、そして実際に成果を上げてきた実績があるかが、コンテンツマーケティング文脈で制作会社を選ぶ重要なポイントです。

ぜひ、自社に相性の良いコンテンツ制作会社を見つけるヒントにしてみてください。

コンテンツマーケティング文脈でおすすめの制作会社

コンテンツマーケティング領域で弊社がおすすめしている会社をご紹介します。

コンテンツSEOでおすすめの制作会社

株式会社MOLTS

デジタルマーケティングを軸とし、各分野に精通した経験豊富な実績を持つメンバーで構成されたプロフェッショナルワーキングチームです。

▼主なサービス

  • オウンドメディアマーケティング
  • コンテンツマーケティング
  • 運用型広告
  • サイト制作 / LPO
  • インサイドセールス支援

▼公式サイト
株式会社MOLTS

ナイル株式会社(Nyle inc.)

ナイル株式会社(Nyle inc)は、「デジタルマーケティングで社会を良くする事業家集団」をビジョンに、デジタルマーケティング事業、スマートフォンメディア事業、モビリティサービス事業を展開しています。

▼主なサービス

  • 集客支援
  • コンテンツ支援
  • データ解析

▼公式サイト
ナイル株式会社

株式会社ルーシー(Lucy)

「世の中にとって本当に価値のあることだけを行う」を理念とし、Webマーケティングとサイト制作を提供している企業です。

▼主なサービス

  • コンテンツマーケティング
  • Webサイト制作
  • 記事制作代行

▼公式サイト
株式会社ルーシー

ソーシャル、サイト内回遊向けコンテンツでおすすめの制作会社

株式会社インフォバーン(INFOBAHN Inc.)

株式会社インフォバーンは、デジタルブランディングやコンテンツマーケティング、ターゲットメディア運営など、さまざまなコミュニケーションの形をサポートしています。

▼主なサービス

  • コミュニケーション・プランニング
  • オウンドメディア構築・運用
  • Webサイト構築・運用

▼公式サイト
株式会社インフォバーン

株式会社インクワイア(inquire Inc.)

株式会社インクワイアは、メディアや社内報、企業のコンテンツ、採用サイトなどに使うコンテンツの目的整理、構成、取材、執筆などを手がける編集デザインファームです。

▼主なサービス

  • メディアプロデュース事業
  • ライティングコミュニティ事業

▼公式サイト
株式会社インクワイア

有限会社ノオト

有限会社ノオトは、インターネット・メディアを中心に、企画、編集、原稿執筆、運営などを手がけるコンテンツメーカー(編集プロダクション)です。Webサイトのコンテンツ作成以外に、フリーマガジンや書籍、MOOKなどの制作もサポートしています。

▼主なサービス

  • コンテンツ制作
  • ソーシャルメディア運営

▼公式サイト
有限会社ノオト

制作パートナーを選ぶために押さえておきたい、コンテンツ制作の本質

コンテンツ制作を依頼するうえで、制作会社を選ぶポイントを押さえることも大切です。コンテンツマーケティングにおいては、ターゲットユーザーに焦点をあて、成果の獲得を目的とした適切なタッチポイントや態度変容といった戦略設計、そして戦略に基づいたコンテンツ運用が必要です。

たとえば検索をタッチポイントとする際、ユーザーが「なにを知りたくて検索したのか」「どうなったらニーズが満たされるのか」といったユーザーニーズを深掘りしていきます。ペルソナを設定した上で、ペルソナがどのようなプロフィールを持ち、何を知りたくて検索し、どんな経路でコンテンツへたどり着き、最終的にはどのようなゴールを目指しているかまで考え、成果につながる最適なコンテンツを制作していきます。

もちろん、一企業が運営するメディアとして正しい情報を発信しなくてはなりません。専門性や信頼性のある情報発信など、一定のクオリティを担保できるかどうかも確認しましょう。

徹底的にユーザーに寄り添った入念なリサーチと正しい情報に基づいたコンテンツ制作を行っているか、そして実際に成果を上げてきた実績があるかが、コンテンツマーケティング文脈で制作会社を選ぶ重要なポイントです。ぜひ最適なコンテンツ制作会社を見つけるヒントにしてみてください。

「オウンドメディアは半年成果が出ない」は本当か

もう一つ、検索をタッチポイントにしたコンテンツSEOに関わる話をしたいと思います。

オウンドメディアは半年成果が出ないって、本当ですか?

コンテンツマーケティングの課題解決をお手伝いしていると、よく聞かれる問いです。弊社の答えは、「Yesでもあり、Noでもある」です。

なぜなら、「タッチポイント」と「態度変容」の組み合わせ、つまりコンテンツマーケティングのあり方によってオウンドメディアの成果が出始めるタイミングは異なるからです。

たとえば、Web検索をタッチポイントとするならば、3ヶ月〜半年待たなければ成果を得られないときもあります。これは、複数のキーワードでSEOコンテンツを配信していき、それらの記事がサーチエンジンにインデックスされ、検索順位で上位を獲得するまでに、一定期間を要するためです。

一方で、SNSをタッチポイントとしている施策であれば、極端な話、最短1日で成果を得ることもできます。いわゆる「バズ」といわれるもので、コントロールが難しい上に効果も長くは見込まれないものの、これにより一気にオウンドメディアの認知度を高めることも不可能ではありません。

したがって私たちが、オウンドメディアの戦略においてコンテンツSEOを用いる場合、「3ヶ月〜半年間は様子を見ましょう」と提案するケースが多いです。

ただし強調しておきたいのは、オウンドメディアは、自社の課題解決のために用いる、ユーザーとのコミュニケーション手段だということです。そもそも何をもってオウンドメディアの成果とするのかが定まっていないと、「どれくらい期間で効果が得られるのか」と議論すること自体、あまり意味はありません。

「いつ成果が出るのか」ではなく、企業にとって成果を得るために「どこをタッチポイントにしてコンテンツマーケティングを行うか」が極めて重要です。

成果を上げるためのオウンドメディア施策例

オウンドメディアで成果を上げる施策の一つとして、記事冒頭でも触れたコンテンツSEOがあります。これは検索をタッチポイントとしたコンテンツマーケティングの一例です。

オウンドメディアは、あくまで自社の課題解決のためにあります。そのため、オウンドメディアでSEO対策をするにあたって、闇雲にPVやUUといったトラフィックを増やすことだけに執着しても成果が上がりません。

自社の課題解決をするには、課題解決へ直接結びつくユーザーの集客や、それによって得られる成果の獲得が重要です。たとえばリード獲得が目的であれば、リード獲得のための手段としてSEOを行うべきです。手段から考えるのではなく、解決すべき自社の事業課題から、適切なコミュニケーション施策をとることを第一に考えましょう。

ただ、闇雲にコンテンツを作っても資産にならない

本記事では、弊社のコンテンツマーケティングに対する考え方や、成果を出すための考え方をお伝えしてきました。コンテンツマーケティングにおいては、解決すべき課題にひもづく適切なタッチポイントの設計と、成果獲得のための態度変容を起こすことが大切です。

コンテンツマーケティングに取り組む際、どのような成果を目指すのか、また何をもってゴールとするかは、企業によって異なります。まずは、自社の解決したい課題をしっかりと理解し、コンテンツマーケティングの手法を学び、どのようにユーザーとコミュニケーションを図るのが最適かを見極めましょう。

コンテンツはただ作るだけでは資産にはなり得ません。記事本数やトラフィックを闇雲に追いかけるのではなく、どうすれば最短で成果獲得にたどり着けるかを徹底的に考え続け、目的を果たすためのコンテンツマーケティング運用を実施しましょう。

そして、もし最良なコンテンツマーケティングがわからないとお悩みの方は、ぜひ弊社にご相談ください。この記事が、貴社にとって最良のコンテンツマーケティング施策を考える一助となりましたら幸いです。

コンテンツマーケティングのコンサル支援・記事制作の内容と事例|MOLTS

コンテンツマーケティングの運用にお困りの方へ

  • コンテンツマーケティングに取り組んでいるが成果が伸びない
  • 成果の出るコンテンツを作りたい
  • 自分たちでメディア運営や制作ができる組織体制を作りたい

などのお悩みは私たちMOLTSにご相談ください。創業から6年で累計350社以上の支援を行い、MOLTSが関わったことで求めていた事業・マーケティングの成果が約9割以上が向上、と高い満足度を得ています。
ご相談内容の大小に関わらず、プロジェクトと予算に応じて貴社にとって最適なご提案をさせていただいております。まずは会社資料をご覧ください。

資料をダウンロード
  1. MOLTS
  2. コンテンツマーケティング
  3. ナレッジ
  4. コンテンツマーケティングとは?基礎知識を成功事例と共に紹介