「チームの成果のために、とことん個の強さを極められる場所」私がMOLTSにいる理由 | 青波美智

青波 美智

Content Director

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「チームの成果のために、とことん個の強さを極められる場所」私がMOLTSにいる理由 | 青波美智

新卒でシンガポールに飛び込み、現地で就職。米系リサーチ会社のシンガポール支部でのマーケットリサーチャー、独立後は教育情報誌の制作や海外渡航コーディネーターとして働く側ら、様々な領域のオウンドメディアのコンテンツディレクションを経験してきた青波 美智

2020年4月よりMOLTSに参画し、子会社KRAFTにて、オウンドメディア・コンテンツマーケティング領域におけるコミュニケーション設計からコンテンツ制作、コンサルティングなどを行う。

海外移住や独立経験がある彼女は、なぜMOLTSにいるのか。その理由に迫った。

海外勤務やフリーランス経験に似た、実力主義 x 多様な環境に惹かれていった

―― あらためて、これまでのキャリア遍歴を教えて下さい。MOLTSに入る前はシンガポールにいらっしゃったとか。

学生時代から「自分の知らない場所に飛び込みたい」という気持ちが強くあり、在学しながら日本と海外を行き来していたので、卒業しても海外で働いてみたいと思いました。どこにしようかなと考えたときに、実際に住むのであれば、旅行で何度か訪れていたシンガポールかなと。ただ当時は大学卒業証明と職歴がないとビザ申請どころか仕事の紹介すら満足にしてくれない足切り状態だったので、であれば直談判しようと、身一つに経歴書だけ持って現地の就職エージェントを突撃訪問し、なんとか仕事を紹介してもらいました。

―― 急に現地訪問ですか?タフですね(笑)

自分で行動して確かめないと気が済まない性分だからかもしれません。システム的にダメだと言われても納得できなくて…。

シンガポールで約3年働いた後は独立し、現地の教育情報誌を作ったり、法人向けの海外渡航コーディネーターとしてシンガポール国内や海外を飛び回っていました。ただ新型コロナウイルスなど色々な事情が重なり、日本に本帰国。さて何をしようかな、というときに学生時代からの先輩に相談したところ、たまたま「友人がMOLTSっていう会社にいて、コンテンツ制作案件があるからやらないか」と声をかけていただきました。そこから入社までの1年ほど業務委託として、BtoB領域のオウンドメディアでリード獲得のためのライティングやコンテンツまわりのディレクションをしていました。

―― 業務委託から正式にMOLTSにジョインを検討したキッカケはなんだったのでしょうか?

1年ほど経ったある日、MOLTSのCHOの永田から「正社員になって一緒に働かない?」とお誘いをいただいたことです。

ただ、すぐに入社を決断したわけでなく、8ヶ月ほど入社を決めあぐねていました。圧倒的成果を出している人に声をかけてもらったのはとても嬉しかった反面、MOLTSはとにかく成果に重きをおいたカルチャーが浸透しているので、入社前はビビっていたんです、自分で大丈夫かなって。

フリーランスとして、自分が食べていく分のお金を稼ぐことは簡単ですが、正社員・プロとしての自覚を持って、組織やクライアントに向き合うのは全然違う覚悟が必要だなと。

―― それでもジョインを決めたのはなぜだったのですか?

少しずつMOLTSを知っていって、働くことに関して価値観が合うかもしれないと思えたからです。

まずMOLTSはどこまで行っても成果ドリブンで、アウトプットへの評価に重きをおくところが、シンガポールでの勤務経験やフリーランス時代の感覚と似ていました。「より良いもの」を作ることにコミットする熱量が高いことや、年功序列など悪い意味で気を遣わなければいけないコミュニケーションが極めて少ないことも、一緒に仕事を進めていくうちに少しずつわかってきたのが大きかったです。

またこれも当時は感覚でしたが、変化のスピードが早いことと、デジタルマーケティングの各領域に特化した多様なバックグラウンドを持つプロが集結していることにもとても惹かれました。

私は過去シンガポール以外にも、米国、ドイツ、東ティモールといった国々で、言語や居住環境、人間関係含めて生活をゼロから構築することを経験しています。変化に適応しつつ、様々な人がいる中で自分という人間を認めてもらわなければいけない。MOLTSで働くことにもそうした環境に似たものをおぼえまして、入社時は大げさではなく、どこか新しい国へ赴くような気持ちでした。

クライアントの成果最大化と言いながら、自分が伴走できなくなることは絶対にNG

―― いまMOLTSで1年3ヶ月働いてみて、良かったと思われている点はありますか?

色々ありますが、一番は圧倒的な個人の成長かなと思います。

そして個人の成長って、別に自分だけが強くなることではないんだなと思えるようになりました。漫画のハンターハンターに出てくる幻影旅団(蜘蛛)みたいに、個が圧倒的に強いからチームとしても高みを目指せる、みたいな。あくまでも主語は「クライアント」や「MOLTS」で、そのパフォーマンスを最大化させるための個人の成長、という点がフリーランスでやっていた時との違いだなと。

―― 個人の成長がチームの貢献につながるということですね。

はい。というか自分自身の成長は、成果を出そうと思ったら当たり前に突き詰めていかなければいけないものだと感じています。だって「クライアントの成果最大化」と言っているのに、自分という“個”が弱くて途中から伴走できなくなるのは絶対にやってはいけないじゃないですか

「成果にコミット」とは常に自分のパフォーマンスや価値を磨かねばならないことであり、MOLTSにはそれを可能にさせる制度と、それをより高いレベルで実現しようとするカルチャー(※)が根付いているからこそ、もちろんプレッシャーは大きいですが、自分の変化を直に感じられるのだと思います。

※MOLTSグループでは2021年2月より「Result Driven(成果にコミットする)」をスタンスとして掲げています。

労働時間ではなく、成果に対する報酬をもらう「独立採算制」で正当な評価がされる

―― 個人が成長できる環境についてもう少し伺いたいのですが、青波さんから見て、MOLTSでそれを可能にしている制度はどういったものなのでしょうか?

「独立採算制」という収支管理体制が大きいかもしれません。

※独立採算制度…メンバー全員が自分の数字(売上 – 売上原価 = 売上総利益)を組み立てて管理する仕組み。詳細はこちら

給与については自己申告制で、固定給はあるものの、毎月の粗利の40%が給与として還元される仕組みになっています。会社が給与を決めるのではなく「自分はこれくらい売上貢献するから、これくらいの給与をください」といったコミュニケーションが発生するんです。

―― それはかなり特殊ですね。

そうですね。ただ、振り返ってみるとシンガポールの会社でも同じような光景を目にしたことがあったのを思い出しました。

シンガポールで勤めていた会社では、米国資本だったことも関係しているかもしれませんが、半年ごとにパフォーマンス精査が行われていて、シンガポールや他東南アジア国出身のメンバーは「私の働きに対して、この給与は妥当ではない。もっと給与を上げて!」といった給与額の交渉をしていました。しかも、個室でとかではなく、他のメンバーがいる前で普通にしたりするんですよ。

当時の私は、そうしたやりとりを「なんて傲慢なんだ…」くらいに思っていたのですが、いま思うと正当に評価されるということはこういうことなのかと。

たとえば、MOLTSでは全メンバーの給与が開示されているのですが、あわせてどういった案件を担当していて、粗利をどれだけ出しているのかといったことも公開されています。そのため、「仕事をしていないのに、こんなにもらってるの?」とか「あの人は頑張っているのに、給与が少ない」といったことが本当に起こりにくいんです。

独立採算でかつ給与自己申告制といった透明性があることで、みなが正当に評価されるし、自身もそれに恥じないように高め続けなければいけないというのはとても良いなと感じているポイントの一つです。

―― 実際にMOLTSにジョインしてみて、入社前とのギャップは何か感じますか?

みなバリバリ働いているのは想像通りだったのですが、どちらかと言うと “余裕で成果を出しちゃう優秀な人たち” というイメージを持っていたのに対して、実は案件をつくったり成果を出したりするために、ひたむきな努力が必要な環境だったのはギャップの一つです。

案件づくりも、引き合いだらけで余裕なのかと思いきや、定期的に社内で成果共有会を行ったり、より高みを目指すために資格を取得したりと、みなあえて表に出して言うことはないのですが、裏側では社内外問わず土台づくりをしています。

汗をかいて、必死に成果を出しにいっているというのが入社前の想像とかなり違いました。

自分さえ良ければいい、自分さえ頑張ればいい、では成果につながらない

―― ここからはより具体的な変化について教えてください。青波さんの場合、MOLTS入社後に具体的にどんな成長を感じられましたか?

担当領域でいうと、入社したての1年前はコンテンツ制作がほぼ100%を占めていたのですが、今は制作案件が半分以下になっており、コンサルティングだったり、プロジェクト全体のPMに入ったりしています。

コンテンツのディレクションも、調整役・編集者と混合されがちなポジションではありますが実は戦略立案から制作チームの構築・採用までやるべきことは本当に多くあって、毎日大量のやりとりが発生していたりする。以前はそれらを全て自ら行ってパンクしかけていたのですが、最近では信頼できるパートナーたちと組んで任せることで、うまく余白を作れるようになりました。そこらへんの裁量権は、会社の意向が入るわけではなく、全て各メンバーに一任されています。

結果的に、売上総利益ベースではMOLTS入社時比で約3倍。給与もシンガポール時代の前職と比べて約2.5倍に。もちろん数字が全てではないですが、半年前の自分のパフォーマンスを見ると「弱!」って思いますし、入社した当初(1年前)の自分は恥ずかしすぎてあまり振り返りたくないです(笑)

―― ご自身の中で何かターニングポイントとなった出来事があったのですか?

難しいですね。これと言った大きな出来事があったわけではなくて、いつもある程度突っ走って、ふと後ろを振り向いたら「あれ、こんなところまで来てた!」と気づく、山登りみたいな感じです。

―― そうですよね。MOLTSの理念でもある「美味い、酒を飲む。」を経験できた案件でいうとどうでしょう?

まだまだ「美味い酒」には程遠いと成果の大きさに課題を感じてはいるものの、やっててよかったと思うことはありました。

そのうちの一つは半年間続いたプロジェクトで、お問い合わせが0件という状態からスタートして、半年でリード創出は月100件まで増え、インバウンドで安定的な受注も生まれるようになりました。私自身、ゼロからの組み立てではじめて成果を出すことができた案件で嬉しかったのと同時に、クライアントの担当者の方も非常に喜んでくださって。プロジェクトは終わりましたが後日「青波さんと仕事するのは、キツかったけどすごく楽しかったです。また一緒に仕事しましょう」と言ってくださり。

普段はチャットでも句読点しか使わないような方なのですが、目標を達成したときはチャットでビールのアイコンを送ってくれたんです。そうやってクライアントから、MOLTSの理念である “美味い酒” アクションをいただけたのは、本当に嬉しかったです。

また別のクライアントプロジェクトでは「お世話になります」から「おつかれさまです!」と挨拶が変わったタイミングがあったんですね。そのときは、チームとして距離が縮まったのを感じて、とても嬉しかったのを覚えています。

―― それは嬉しいですね。反対に大変だったことはありますか?

たくさんあります。特に入社してすぐは仕事の進め方もわからず、とりあえず売上をつくらなければと焦りしかありませんでした。そして案件をつくれないうちは案件を選んでいる余裕もないため、自分に話がきた案件はほぼすべて受けていたんです。

しかし、時間配分がうまくできておらず、コンテンツのディレクション案件なんかではライターと編集者と一緒になって進めるべきところを、「自分でやったほうが早いから」という理由で、私自ら編集に入ったりしていました。その結果、収支上は売上が立っていて順調に見えても、自らの工数をかけすぎてしまい、工数換算すれば赤字状態

さらに当時は自分の収支を組み立てることばかりに意識がいってしまい、目の前のクライアントにちゃんと向き合えていませんでした。「自分さえ良ければいい、自分さえ頑張ればいい」といったスタンスではすぐに限界が来るし、結果的に誰のためにもならないことを学びました。先ほどあげたお問い合わせ0 → 100件のプロジェクトもそうですが、結局自分一人でできることって自分が思うより限られていて、チームの力がすごく大事だなと。

それからは、あらためてプロとしてクライアントと向き合うこと、そしてプロとして足りない部分があればすぐにMOLTSの他のメンバーに相談することを意識にするようになり、一つひとつの積み重ねで自分のできることが増えていき、はじめはSEO領域の案件が中心でしたが、いまでは個人としてもMOLTSとしても受けられる案件の幅が広がっていったことは嬉しく思います。

変化に対していつでも柔軟に対応できるよう、自分を高めておきたい

―― 最後に、青波さんの今後の展望を教えて下さい。

プロジェクトで成果を出してクライアント企業が上場したり、オウンドメディアマーケティングを通じて、クライアント企業が業界一位になるような成果まで出せるよう突き進んでみたいと思っています。領域的には、今はまだできていないですが、海外と日本をつなげる価値創造型のなにかをやってみたいです。

あとは、どのような変化が起きても柔軟に対応できるように自分を高め続けたいと思っています。MOLTSは2030年に解散を宣言しているのですが、事業フェーズ的にも今は拡大期にあって、ものすごく変化のスピードが早いと感じます。私はマーケティング支援事業でクライアントプロジェクトに参画していると同時に、MOLTSコーポレートサイトのグロースも自社案件として担当していますが、数ヶ月前の企画が通用しなかったり、チームミッションや自分がやるべきことの調整が頻繁に入ったりと、変数が多い。

このように常に成長するしかない変化に晒されていることは、海外生活やフリーランス時代とも似ていますし、個人的には楽しんでいます。飽きっぽい性格ですし(笑)。そういった視座を高められる環境であるのも、MOLTSだからこそ。2030年の解散まで、全力で走れるところまで走り抜きたいと思っています。

取材・撮影:永田優介

MOLTSでは現在、様々なポジションでメンバーを募集しています。詳しくは<採用ページ>をご覧ください。

この記事を書いたメンバー

MISATO AONAMI

青波 美智

Content Director

1992年生まれ。米系リサーチ会社Guidepointのシンガポール支部でのリサーチャー、現地教育情報誌の営業・Webプランナーを経て、独立。to Bの海外渡航コーディネーターとして活動する傍ら、HR、テレワーク、観光など様々な領域のオウンドメディアでコンテンツディレクターを兼任。 2020年4月よりMOLTSに参画し、子会社KRAFTに所属。オウンドメディアの制作ディレクションや、問い合わせや資料請求等のCVに結びつくコンテンツの設計を行う。

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