「いままでの自分はぬるかった」マーケティングに集中したかった私が独立採算組織を選んだ理由

山﨑 篤史

Marketing Strategist

記事をシェア

「いままでの自分はぬるかった」マーケティングに集中したかった私が独立採算組織を選んだ理由

株式会社アイレップにてアカウントプランナーとして大手通販会社などを担当し、SEM、SEOを中心に成果に貢献。その後、複数の事業会社にてデジタルマーケティング領域を広く経験し、2020年10月にMOLTSに参画した山﨑篤史

現在は、マーケティング全体を俯瞰するジェネラリストとして、クライアントの成果最大化に努めている。

成果にこだわるMOLTSにジョインし、「いままでの自分はぬるかったと気づいた」と振り返る山﨑。そんな彼はなぜMOLTSに入ることを決めたのか、また入社して10ヶ月が経ったいま、彼の目にMOLTSはどう映っているのか。彼がMOLTSにいる理由に迫る。

「マーケティングだけに集中できる環境で働きたい」長年勤めた事業会社を離れ支援会社への転職を決意

―― あらためてMOLTSに入社するに至った経緯を教えて下さい。

代理店を経て、事業会社でマーケティングを10年以上経験してきたのですが、「自分がやりたいことを思うようにできない」という葛藤があったんですね。というのも、事業会社の場合、リソース確保のために社内調整や社内稟議など、 “マーケティング” 以外の業務も多いわけです。

そのため、もっとマーケティングだけに特化して働きたいという気持ちから、事業会社ではなく支援会社側に行ってみたいと思うようになりました。

そこで転職活動をはじめたのですが、年齢的なこともあって、なかなかうまく転職活動が進まなくて。そのようなタイミングで取締役である松尾から声をかけてもらったことがMOLTSへジョインするキッカケとなりました。

松尾とはアイレップ時代に少しだけ時期がかぶっていたこともあり、元からSNS経由でMOLTSを知っていたんです。

その他、当時は転職の他に独立も視野に入れていたことから独立採算制という制度にも非常に興味がありました。色々と考えた結果、一度MOLTSで揉まれてみようと思い、2020年10月にジョインしました。

※独立採算制度…メンバー全員が自分の数字(売上 – 売上原価 = 売上総利益)を組み立てて管理する仕組み。詳細はこちら

―― 入社前、MOLTSに対してどういったイメージを抱かれていましたか?

自らの収支を自分自身で組み立てる独立採算制は、ある意味独立することと変わらないわけですから、当然厳しさがあるだろうなと思っていました。

そのため、入社前は正直不安に感じていて。とはいえ最終的には自分でなんとかしないといけない、という覚悟は必要だと思っていました。

また、MOLTSはデジタルマーケティングの中でも何かしらの専門領域に特化したメンバーが集っていることも聞いていたため、各人が自立してプロジェクトを回しているイメージがありましたね。そのため、他のメンバーとのコミュニケーションがあまりなさそうだと思っていましたし、代表のそめひこからも「会社というよりかはチームのような組織」と聞いていたので、いわゆる “会社っぽい” 雰囲気がなさそうだとは思っていました。

―― 入社後にそういったイメージは変わりましたか?

独立採算制度に関してはイメージ通りでしたが、働き方や組織の雰囲気はイメージとは若干の違いがありましたね。たとえばプロジェクトに関して言えば、オウンドメディアならオウンドメディア、広告なら広告と専門領域を持ったメンバーがそれだけを担当するのかと思いきや、「成果を出すために何をすべきか」という視点で専門領域以外も愚直に踏み込んでいくのだなと。

そして、メンバー間の連携も想像以上にあって、入社前はドライな組織をイメージしていましたが、意外にもめちゃくちゃ仲がいいことが驚きでした。

特定領域のスペシャリストではないからこそ、どのように自分という“商品”をプロデュースできるか、が鍵

―― MOLTSでは自らの収支を自分自身でつくっていくことが求められますが、山﨑さんはどのように進めてきましたか?

はじめの1〜2ヶ月はどうにか案件をつくらなくてはと、知り合いに連絡していたのですが、なかなかすぐに案件化せず、社内売買制度で他のメンバーのプロジェクトに参加する形でなんとか売上をつくってきました。

その後は、会社に来るお問い合わせを自ら取りに行く動きを徹底していましたね。

SEOや広告など特定の領域に対して明確な課題があるお問い合わせに対応するというよりは、色々と取り組みをしてみたものの施策自体に行き詰まりを感じていたり、そもそも何が課題かもよく分からなかったりとマーケティング全般に何かしらの課題を感じていそうなお問い合わせについては、自分がいた方が良さそうだなと思い、積極的に介在していきました。

実は、はじめ独立採算制度を正しく理解しておらず、歩合制だと思っていたんですね。そのため、売上をつくれなければ給与が出ないくらいに捉えていたのですが、最低限の給与はあるからこそ、コミットラインは必ず達成しなければいけないと言われて、ヤバいなと思いました(笑)。

実際、コミットラインを達成できずに自らMOLTSを離れていくメンバーもいたので、「明日は我が身」だと気を引き締めて進めていますし、あらためてMOLTSには、“一人でもやっていける奴ら”が集まっている組織なのだと実感しています。

一方で、自分が上げた成果の分だけ給与が決まるというのは、わかりやすいですよね。そのため、自分をどうプロデュースしていくかを考えなくてはいけないわけで、僕の場合は特定の領域のスペシャリストでないからこそ、どのように自分という商品づくりを進めるかが鍵で。

そのため、目の前のプロジェクトでまずは成果をしっかりと出して実績をつくりつつ、いまはセールスコピーのセミナーや講座を受講するなどをしていて、自分の新たなスキルを磨き続けています。

―― 現在、山﨑さんはMOLTSの中でもどういったポジションでプロジェクトを進められることが多いですか?

デジタルマーケティング全般を俯瞰してみていくことが多いポジションです。広告やコンテンツマーケティングなどの領域に特化した支援ではなく、クライアントのマーケティング部門の方々の一員としてプロジェクトに入り成果を出すために何をすべきかを一緒になって考え、MOLTSの他メンバーや外部パートナーらと連携して進めていきます。

MOLTSは基本的に、デジタルマーケティングの中でもオウンドメディアや広告など、それぞれの得意領域を持ったメンバーが強みを活かしプロジェクトを進めていけるメンバーばかり。一方で僕の場合、特定領域だけを長く深く突き詰めてやってきたというよりは、これまでのキャリアの中で幅広くマーケティング全般を見てきたという強みがあります。

広くマーケティングを理解している自分だからこそ、各スペシャリストたちの能力を最大限に引き出しそれらを繋ぎ合わせることで、クライアントの事業成長を加速させるか、が自分のやるべきことだといまは思っています。

―― 様々なプロジェクトを進める上で、MOLTSだからこそ進めやすいなと思うことはありますか?

無駄なしがらみがないがないことですね。それが一番大きいなと思います。

これもやはり独立採算制という制度があるからこそだと思うのですが、事業会社のように「山崎さん、●●やってください」と業務を押し付けられるようなことはないですし、むしろ自分から提案していかないと仕事もお金もつくれない環境です。

また、お問い合わせがきても全てを受けなければいけないわけではなく、自らの意思で判断することができます。そして意思決定をしたことに対して、自らがきちんとやりきる環境を作れていることにも進めやすさを感じていますし、プロジェクトで成果が出れば次に繋がるからこそなおのこと自分を鼓舞し続けないとならない。

さらに、広告代理店であればメディアありきの提案になりがちですが、MOLTSはフラットにクライアントの抱える課題に対して最善のアプローチをとることができます。成果だけを考えた本質的な動きができていることに喜びを感じますね。

あとは、MOLTSに在籍しているメンバーは本当に優秀だなと思う人間ばかりなので話が早いんです。メンバーとは、プロジェクトの成功という共通の目的の元に話を進めていくので僕は僕で戦略立案から施策の実行だけにとことん集中できるというのは、まさに自分自身がやりたかったことができているなと実感しています。

ジェネラリストとして、MOLTSのスペシャリストたちを繋ぎ、新たなシナジーを生み出していきたい

―― MOLTSにジョインして、仕事に対するマインドセット含め、ご自身の中での変化は何か感じますか?

成果に対して真摯に向き合うようになったことが、気持ちの変化としては大きいかもしれませんね。

サラリーマンとして仕事をしていると、成果に向き合うことはもちろんですが失敗してもどこかで会社が守ってくれだろう、という甘えがあった気がするんです。でもMOLTSは違う。

成果をあげなければ仕事も給与も増えていかないわけですし、そういう意味では「いままでの自分はぬるかったな」と思っています。

―― MOLTSでは「美味い、酒を飲む。」という理念を掲げていますが、これまでに山﨑さんは美味い酒を飲めたタイミングはありましたか?

飲みかけた、ことはありました。それは自分が提案した施策がうまくいきかけていた案件だったのですが、途中でガクッと成果が落ちてしまったんですね。うまくいくと思っても、最後までどうなるかわからない。いまはそうした生みの苦しみを実感しています。

ただ、成功したときの喜びを皆で分かち合う酒は美味いじゃないですか。今後、そういった美味い酒がクライアントと、そしてMOLTSのメンバーと飲めるといいなと思っています。

―― 今後、MOLTSでチャレンジしたいことは何かありますか?

広くマーケティングに関わってきた知見、そして事業会社にいた経験をより活かしていきたいと思っています。たとえば、MOLTSは各領域のスペシャリストが集まっている一方、広告のスペシャリストはオウンドメディアマーケティングの良し悪しをなかなか適切に判断できなかったりします。そうした時に、成果最大化のためにどういった絵を描けばいいか、全体を俯瞰して見れる人間は多くない。ジェネラリストとしてMOLTSのスペシャリストたちを繋げ、シナジーが生まれるような動きをもっと取っていきたいと考えています。

また、事業会社視点だと、やれば成果が出ると分かっている施策でも、様々な事情から実施できないというケースは珍しくありません。代理店やエージェンシーの経験しかないと、「なぜ成果が出るとわかっていて、やらないのか」と不思議に思うこともあるでしょう。

そうした事業会社特有の社内事情を踏まえた提案をできることが自分の強みだと思っているので、事業会社の経験を活かした提案を通じて、クライアントにバリューを発揮していければと考えています。

―― 最後に今後の展望について教えて下さい。

まず対MOLTSに対しては、親戚のおじさんみたいなポジションになれたらなと思っているんですね。俯瞰して見る立場だからこそ、相談に乗れることもあるでしょうし、みんなの視点を広げるキッカケをつくったり、成長の機会をつくっていけるような存在になりたいなと思っています。

そして対社会に対しては、資本力がなくても、良い企画や施策で成果を出し、成功するといった事例を、MOLTS発信で生み出せたら最高だなと思っていて。いまMOLTSは都内の大手企業との取り組みが比較的多かったりするわけですが、たとえば地域ですべて完結するような仕事があってもいいなと思うんですね。

業界で話題になるようなことだけではなく、最終的には地方で小さく成功するような事業者が増えるようなことができたらと考えています。

とはいえ、まずは成果を上げないと何も始まらないですからね。目の前のクライアントに真摯に向き合い、愚直に努力していきたいと思っています。

取材・撮影:永田優介

MOLTSでは現在、様々なポジションでメンバーを募集しています。詳しくは<採用ページ>をご覧ください。

この記事を書いたメンバー

ATSUSHI YAMAZAKI

山﨑 篤史

Marketing Strategist

1978年生まれ。大学卒業後、DM会社を経験後、株式会社アイレップにてアカウントプランナーとして大手通販会社などを担当し、SEM、SEOを中心に成果に貢献。2010年に株式会社オークローンマーケティングに入社。Eコマースの集客担当マネージャーとして、トリプルメディアを活用した売上向上に貢献。その後、チューリッヒ保険会社にてホールセール事業のデジタルマーケティング領域の推進ののち、株式会社EPARKにてクロスユースのためのロイヤルカスタマー施策・企画などを担当。2020年10月にMOLTSに参画し、子会社KASCADEに所属。米広告主協会のDMA公認ファンダメンタルマーケター。

  1. MOLTS
  2. メディア記事
  3. 「いままでの自分はぬるかった」マーケティングに集中したかった私が独立採算組織を選んだ理由