起業家マインドゼロの私が「転職か、独立か」を悩んだ結果、第三の選択肢としてTHE MOLTSを選んだ理由

起業家マインドゼロの私が「転職か、独立か」を悩んだ結果、第三の選択肢としてTHE MOLTSを選んだ理由

こんにちは、THE MOLTSのマーケティングコンサルタントの菊池です。

私はこれまで様々な企業で広告運用やデジタルマーケティングに携わってきました。前職では、部署の立ち上げからマネジメント、そして新規事業創出なども経験してきたため、デジタルマーケティング領域では一通りの経験を積んできたと思い、新しい道へと進みたいと考えるようになります。

そこで、私の脳裏に浮かんだのは「転職するか、独立するか」という二択の選択肢でした。というのも、知人が独立して活躍しているのを見ていたため、私自身「フリーランスとして独立しても、きっとなんとかなりそうだな」とは思っていたからです。

しかし、もともと起業家マインドがあるわけではないため、独立してもスキルの切り売りになってしまい、自身の成長が止まってしまうのではという不安もありました。また、子どもが生まれたばかりであったこともあり、独立に伴うリスクも懸念していました。

そのため、独立せずに興味がある分野で転職してサラリーマンを続けるのもアリなのでは、とも思っていたのです。

そうした中、出会ったのがTHE MOLTS(旧MOLTS)でした。そして、サラリーマンとフリーランスの良いとこ取りをしたような働き方ができる、「転職か、独立か」以外の第三の選択肢がTHE MOLTSでした。

そこで今回は、そもそもTHE MOLTSがどういった会社なのか、またなぜTHE MOLTSで働くことが、私にとって転職と独立以外の第三の選択肢となったのかについてご紹介いたします。

はじめに:そもそもTHE MOLTSとはどんな会社なのか

そもそもTHE MOLTSとはどのような会社かと言うと、主にマーケティング支援事業を展開しているデジタルマーケティングカンパニーです。マーケティングリサーチやマーケティング戦略といった戦略立案から、運用型広告やコンテンツマーケティング、クリエイティブ制作といった施策実行まで、幅広い領域のプロフェッショナルが集まり、クライアントの成果最大化にとことんこだわった支援を行っています。

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そしてマーケティング支援事業のメンバーの大半が、「売上−売上原価=売上総利益(粗利)」といった数字の管理・組み立てを自ら行う独立採算制が適応されています。社内売買(メンバー間で案件の受発注が行われる仕組みのこと)の制度はあるものの、「リソースが空いているから」という理由でプロジェクトにアサインされることはありません。

つまり、誰かから案件を与えられるということはなく、個々でどう売上をつくっていくかを考えて行動する必要があります。そのため、入社以前から自ら数字を組み立てた経験があるメンバーもいますが、多くのメンバーが入社後はじめての「独立採算制」に戸惑い、自ら数字を組み立てていくことに苦労しています。

しかし、そんな彼らも半年ほど頑張ると徐々に仕組み自体に慣れていき、自然と数字の組み立てができるようになります。会社が何かを与えてくれる環境ではないため、一人ひとりが独立している状態に近く、フリーランスチームのような会社がTHE MOLTSなのです。

THE MOLTSが私にとって第三の選択肢となった5つの理由

では、なぜTHE MOLTSで働くことが、私にとって転職か独立か以外の第三の選択肢であると思ったのか。その5つの理由をご紹介します。

各領域のプロたちが集まり、とことん成果にこだわるResult Drivenのカルチャー

前職では私がデジタルマーケティングに一番詳しい人といった感じで、いろいろな施策を任されていました。そして広告運用だけでなく、わからないなりにもオウンドメディアをはじめたりもしていました。しかし、当然ながら外の世界には私よりもオウンドメディアを知り尽くしたプロがいるわけです。

そのため、得意としている広告運用の領域でよりスペシャリストを目指していくのではなく、デジタルマーケティングを通じて成果最大化のために価値提供を行えるようになりたいと思っていた私にとって、自分の得意領域以外のプロがいる会社へ転職することが自身の成長の近道だと思っていました。

そう思っていたときに出会ったTHE MOLTSは、デジタルマーケティングの様々なプロフェッショナルが集まり、ResultDriven(成果を軸に支援する)を掲げてとことん成果にこだわるカルチャーを持った会社でした。

そしてクライアントから広告運用の相談があったとしても、サイトリニューアルを提案したり、オウンドメディアを提案したりと、クライアントの事業成長のためにどうすべきか、まさにReslutDrivenを体現している会社。

そのため、お互いの得意領域以外を補完し合ってプロジェクトを進めていくため、各領域のプロたちがどういった観点で、どう成果最大化を目指して進めていくかを目の当たりにすることで自身の視座は高まり、より成長できる環境があることが、THE MOLTSの魅力のひとつでした。

コンフォートゾーンから抜け出し、想像以上の成長を可能にする環境がある

冒頭でも述べた通り、私自身はフリーランスとして独立して仮にうまくいったとしても、なんとかやっていけるとは思っていました。しかし、懸念していたのはスキルの切り売りになってしまって、「自身の成長が止まってしまうのでは」ということ。

もちろん、フリーランスであっても他のパートナーと一緒に仕事をすることで、学べること、得られることもたくさんあると思います。しかし、THE MOLTSの場合は各領域のプロフェッショナルが集まっているというだけでなく、プロ同士がお互いに刺激し合って高め合えるような仕組みがあります。

代表の寺倉は「ピアエフェクト(ピア効果)」の話をよくするのですが、人の心理状況には、ストレスのない居心地の良い「コンフォートゾーン」、不安を感じ、適応するための努力を必要とする「ラーニングゾーン」、そしてストレス過多で恐怖を感じる「パニックゾーン」の3つがあると言われています。

そして、同じ視座の高さを持った仲間たちがTHE MOLTSには集まり、お互いに切磋琢磨することでモチベーションが高まり、自然とラーニングゾーンに身を置くことができます。これをピア効果と呼んだりするのですが、ピア効果が実現する仕組みとして、独立採算制と全数字開示という制度があると思っています。

たとえば独立した知人が、「フリーランスだと、売上が単月200万円いけばいいほうじゃないかな」という話をしていました。そのため、私自身もそこが自身の目安だと思っていたのですが、THE MOLTSでは他メンバーがどういった案件をやっているか、そしていくら売上をつくり、いくら給与をもらっているかが、役員含め全員の数字が開示されています。

もし自分の数字が他のメンバーよりも低いとプレッシャーを感じますし、努力している人がいれば他のメンバーも感化されて、より高みを目指そうという気持ちにさせられます。そして筋肉痛のようなもので、一度自身の限界ラインを乗り越えると余裕になっていき、さらに上のラインを目指していけるようになるのです。

その繰り返しで、気づけば私も、売上でなく、単月の売上総利益が500万円を超えるようになっていました。フリーランス同士で自身の売上をすべて開示して高め合える仲間を見つけるのは難しいでしょう。こうした体験は、THE MOLTSだからこそなのかな、と思ったりもします。

フリーランス集団のような会社だけれども、個人でリスクを抱える必要はない

フリーランス集団のような会社であると表現した通り、会社が仕事をくれるということはなく、自ら数字を組み立てていかないといけないため、動き方はまさにフリーランスと同じです。

しかし、フリーランスと違って、THE MOLTSでは給与が毎月支払われます。ここでTHE MOLTSの支援会社に所属する大半のメンバーの給与の決め方についてご紹介しておきます。

THE MOLTSでは、大半のメンバーの給与を決めるのはメンバー自身です。そして自身の給与額面に対して、最低ここまでは売上総利益をつくろうというコミットラインが一人ひとりに自動で設定されています。そしてコミットラインを越えたらインセンティブが支給されますし、コミットラインを達成せずとも固定給は支払われます。

やはり独立すると、サラリーマンと違って毎月の給与が保証されませんから、稼げるかどうかわからないリスクがあることが懸念していたことでした。しかし、THE MOLTSでは一人ひとりが独立しているような働き方でありつつも、個人でリスクを抱える必要はありません

また、コミットラインを越えた売上総利益の40〜55%が自分の給与になり、残りの40〜55%は会社に入るわけですが、上述の通りすべての数字が開示されており、会社のお金をどう使おうとしているかも可視化されているため、不満が生まれづらい仕組みになっています。

そうした仕組みを知ったとき、私は素直に「こういう働き方もあるのか」と驚きましたし、そんなTHE MOLTSが今後どうなっていくのかがとてもワクワクしたのを覚えています。

「美味い、酒を飲む。」という企業理念が仕組みとして機能している

前職ではやりがいを感じる案件よりも、売上予算を達成するためにパフォーマンスの出しやすい、売上をつくりやすい案件をやりがちでした。ただ、そうした仕事のやり方に疑問を抱いていましたし、もっと自分の気持ちが高まるような、より価値提供ができる仕事をしたいと思っていました。

そのため、THE MOLTSの「美味い、酒を飲む。」という理念を聞いて、ふざけているなと思いましたが、すごくしっくりくる良い理念だと感じました。THE MOLTSの言う「美味い酒」というのは、1日の仕事終わりに和気あいあいと飲む酒、ねぎらいの酒ではありません。

障壁が高く、難しいプロジェクトを終えたときに、仲間やクライアントと共に飲む祝杯の酒であり、大きな達成感を感じられる瞬間に仲間たちと飲む酒は最高に美味いよねという思想です。

そして綺麗な言葉を並べがちな企業理念ですが、THE MOLTSのこの理念は、ただの理想論ではなく、その理念を実現するためにすべて仕組みに落とし込まれていることが良いなと思いました。

まず独立採算制であるため、長期的な視野を持って売上をつくり続けるためにも、いかに成果にこだわるかが重要です。成果にこだわり続けることで、クライアントからの評価が高まり、案件継続や新たな案件紹介に繋がっていくからです。

そしてピア効果のある環境であるがゆえに、自身のパフォーマンスがどんどんと高まっていき、より大きな成果を追い求められるようになっていきます。

こうした独立採算制や全数字開示、ResultDrivenというカルチャーがあるからこそ、成果を追い求めることがもはや当たり前ですし、THE MOLTSには売上目標などがありません

そのため、私自身も部下には、案件を受けるかどうかの基準のひとつとして、「そのプロジェクトで美味い酒を飲めるかどうか」を考えるよう伝えていますが、一般的な多くの会社ではこうした考えを実現しづらいと思いますし、THE MOLTSならではの環境だと思っています。

「何をやりたいか」より「誰とやりたいか」を大切にしている

転職か独立かを悩んでいるときに、MOLTSグループ代表の寺倉と会って話す機会があったのですが、そこで「何をやりたいかより、誰とやりたいか」を大切にしているという話を聞いて、しっくりきている自分がいました。

「早く行きたいなら、一人で行け。遠くに行きたいなら、みんなで行け」(If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.)という言葉がありますが、独立して得られるような自由な働き方には憧れがあったものの、寺倉と話をしたときに、チームでやっていく達成感や刺激し合える仲間がいることが自分の中では大事な要素なんだと気づきました。

「美味い、酒を飲む。」という理念にも通じることですが、やはりいい加減なメンバーやクライアントと、いい加減な仕事をしていては美味い酒は飲めません。実際にTHE MOLTSでは、売上をつくるために、やりたくない案件や、やりたくないメンバーと一緒に仕事をする必要もありません。また、クライアントの担当者が高圧的な態度の方の場合は、やはりやりづらいですから、こちらからお断りすることもあります。

「何をやりたいかより、誰とやりたいか」を体現している会社が、THE MOLTSなのです。

こうした5つの理由から、THE MOLTSではとことん成果にこだわるプロフェッショナルが集まり、そうした仲間たちと共に、自身の想像を超えるような高みを目指していける環境があるーー そう強く感じたことが、転職でもなく、独立でもない第三の選択肢として、THE MOLTSを選んだ理由でした。

実際にTHE MOLTSに入社して5年経ったいま、何を思うのか

まず言いたいのが、美味い酒を飲むために仕事をするというのは最高だということ。プロジェクトを成功させるために、クライアントに喜んでもらうために、そしてクライアント含めたチームが本気になって取り組む姿勢というのは、これまでの会社ではなかなか感じることができない経験でした。

さらに、独立採算制で売上総利益の40〜55%が自分の給与になるわけですが、40〜55%というラインが絶妙で、短期的に稼げばいいやという発想ではありません。むしろ、単月の売上のために単発の案件を受けていては達成し続けることが難しく、長期的な視野を持ち、自身のパフォーマンスを高め、単価を上げたり、継続案件を増やしていったりしないと達成できないラインになっています。

つまり、自身のパフォーマンスの向上が自分の給与に直結していて、それをTHE MOLTSにいるメンバー全員が体感しています。

一般的な会社員であればパフォーマンスが悪化しても給与にダイレクトに影響することはないでしょうし、フリーランスであれば単発の案件をこなして、それなりの生活することもできるかもしれません。

実際にまわりの独立している方々は、満足な報酬も得て自由に過ごしているスタイルを長期的に築いており尊敬しています。しかし、THE MOLTSに入って子会社を任され、チームで売上総利益を年間2億つくれるようになった時におもったのは、もしフリーランスになっていたら、個人のそれなりの報酬で満足していたかもしれないということです。

「THE MOLTSではとことん成果にこだわるプロフェッショナルが集まり、そうした仲間たちと共に、自身の想像を超えるような高みを目指していける環境があると感じた」と表現しましたが、まさにその通りの環境がTHE MOLTSにはありました。

おわりに:ひとりでもやっていけるのに、THE MOLTSにいる理由

THE MOLTSは「本当はひとりでも生きていける奴らが集まる会社」です。そのため、THE MOLTSに価値がないと思えば独立すればいいですし、実際に退職したメンバーの6割は独立していたりします。

それぞれの価値観を尊重しながらも、私がそれでもTHE MOLTSにい続けるのはなぜなのか。その一番の理由は「好奇心」です。

私は起業家マインドが強いタイプではないため、自分で何かゼロイチをやろうとは思っていません。そのため、フリーランスで仮にうまくいっても正直飽きてしまいそうだなと思っているんですね。

しかし、THE MOLTSは「美味い、酒を飲む。」という理念だけが決まっていて、相互に刺激しあって高め合うという環境だけが用意されている。いうならば、誰が一番美味い酒を飲むのか?という勝負をしているに近い感覚です。

そして、どう美味い酒を飲むのかのプロセスは、相談やチームを組みながら、自分たちでつくっていく必要があります。そのため、いろいろな変化があって、そうしたTHE MOLTSがどうなっていくのかを見てみたいですし、自分自身の人生において最高だったなと言えるような美味い酒を飲むたいと思っていたりします。

そしてTHE MOLTSメンバー全員が当事者として、「美味い、酒を飲む。」ということがブレていなければ、THE MOLTSの持つアセットを使って、いろいろな挑戦の選択肢があります

このように、私自身も想像していなかった未来にいま立っていて、この先も想像を超える未来が待っているのだろうと思うと、とてもワクワクしていますし、そんなTHE MOLTSの未来を一緒につくっていきたいと思っているのが、私がTHE MOLTSにいる理由です。

著者情報

SHINYA KIKUCHI

菊池 真也

Marketing Strategist / Consultant

業界歴15年。運用型広告のコンサルティング、インハウス化支援、代理店の組織構築などを行う。成果を最大化するためのチームビルディングが得意。

担当領域の
サービス

  • ECマーケティング
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