EFOツールおすすめ6選の比較|機能や選び方を事例を用いて解説
この記事でわかること
- WebサイトにおけるEFO(入力フォーム最適化)の重要性
- EFOツールの入力支援機能と分析機能
- EFOツールの選び方とおすすめ6選
「Webサイトに集客はできているが、成果につながっていない」「フォームには到達しているのに、CVが発生しない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そのような時に活用したいのが、EFOツールです。EFOツールとは、Webサイト内の入力フォームをユーザーが快適に入力できるようにするためのツールです。
フォームが最適化されていないと、ユーザーは入力が面倒だと感じ、CV目前で離脱してしまう可能性が高まります。ただしフォームまで到達したユーザーは購買意欲が高いため、入力フォームを改善して離脱を防止することにより、CV数の増加やCVR向上が見込めます。
本記事では、EFOツールとはどのようなツールなのか、ツール選びのポイントや導入事例を紹介します。
おすすめのヒートマップツールを知りたい方は、まずは「費用対効果が抜群!おすすめなEFOツール6選」からお読みください。各製品について特徴や機能性、料金プランをまとめています。
1.EFOツール(フォーム最適化ツール)とは

EFO(イー・エフ・オー)とは「エントリーフォームオプティマイゼーション」の略語で、日本語では「入力フォーム最適化」と訳します。
Webサイト内の入力フォームを入力しやすく、かつ最適な形にすることでCV数の増加やCVR向上を目的としたツールです。
2.EFOツールが重要と言われる理由とは?
EFOツールがWebマーケティングにおいて重要と言われる理由は何なのでしょうか。それは入力フォームの改善は、CV数やCVRの向上に大きく影響を与えるからです。
資料請求や会員登録、注文といった入力フォームまで進むユーザーは、ほぼ購買や登録の意思決定をしておりゴール間近の状態です。しかしUIの不備、つまり、
- 手軽に入力できない
- 入力ミスに対してリアルタイムでアラートが表示されない
- 多くの項目を手入力しなければならない
などがあれば、面倒くささを感じたユーザーの多くはCV目前で入力フォームから離脱してしまうでしょう。
いくつかの調査によると、入力フォームの離脱率は70~80%と驚くべき数字となっています。だからこそ、入力フォームを改善して離脱を防止することにより、CV数の増加やCVR向上が見込めます。
フォームを作成するためには専門知識を有した担当者が必要ですが、EFOツールを導入すれば誰でも簡単にフォームを作成・分析できるようになります。
また、フォームを作成した後もどこで離脱しているかを確認することができるので、改善を重ねて質を向上させることが可能です。
EFOの重要性や具体的な施策例ついては、こちらの記事で詳しく解説しています。
3.入力フォームを改善するEFOツールの主な3つの機能
EFOツールは、ただ快適で入力しやすいフォームを作るだけのツールではありません。主に、以下のような機能が搭載されています。
どのような入力支援機能があるのか、レポート機能や運用サポートとは具体的に何なのかについて、詳しく解説します。
1.入力支援機能
まず、メインの機能がフォームの入力を快適にする入力支援です。
自動入力や誤記入に対するアラートなど、さまざまな機能があります。フォームを快適にすることで入力作業に対するストレスを減らし、途中離脱を防ぐことが可能です。
入力支援機能にはいくつかの種類がありますが、それぞれどのように入力をサポートするのかについて解説していきます。
ガイドメッセージ
ガイドメッセージとは、入力内容や入力方法についての案内を表示させる機能です。

例えば、電話番号や郵便番号の入力で「ハイフンは省略して入力してください」という案内が表示されることがありますが、これがガイドメッセージです。ユーザーが入力する前に案内を表示するため、誤記入を減らすことができます。
リアルタイムアラート
リアルタイムアラートは、入力ミスが発生した際にポップアップ型のアラートを表示させる機能です。

半角・全角を間違えていたり、メールアドレスやカード番号などが正しく入力されていなかったりという間違えは起こりやすく、その場でアラートを表示させることですぐに訂正できるようにします。
住所入力サポート
住所入力サポートは、郵便番号を入力すると自動で番地より前の住所が自動入力されたり、候補となる住所の一覧が表示されたりする機能です。

また、GPSの位置情報を利用して、位置情報に近い住所候補を表示させる機能が搭載されたツールもあります。
フリガナ自動入力
フリガナ自動入力は、漢字を入力すると自動的にフリガナが入力される機能です。

漢字だけでなく、フリガナまで入力する必要があることを面倒に感じさせないために、フリガナ自動入力で手間を省きます。
半角・全角の自動変換
半角・全角の自動変換は、フォームに合うように半角と全角を自動変換する機能です。

英数字などの半角や全角を指定されることが面倒だと感じる人もいるでしょう。自動で変換されれば送信後にエラーになることがなく、ユーザーのストレスを減らすことができます。
入力項目残数の表示
入力項目の表示は、残りいくつの項目を入力すればいいのかを表示させる機能です。

入力項目が多いと、あとどれだけ入力しなければいけないのかがわからず、ユーザーにストレスを与えてしまいかねません。入力項目の残数がわかれば、「あと少しだから入力してしまおう」「入力項目が多いから、後で時間があるときに入力しよう」といったように、ユーザーのストレスを減らすことができるでしょう。
確認ボタンの最適化
確認ボタンの最適化は、必須項目の未入力や入力エラーがある場合に、確認ボタンをクリックできなくしたり、エラー箇所を表示させてリマインドしたりする機能です。

エラー箇所を一覧表示させ、クリックすると項目にジャンプして修正や入力ができるツールもあり、エラー箇所を探す手間を省くことができます。
必須項目のカラーリング
必須項目のカラーリングは、必須項目に色をつけてわかりやすくする機能です。

必要最低限だけ入力して送信したい場合、必須項目がわかりにくければ記入漏れによるエラーが発生する可能性があります。色がついていればひと目で必須項目がわかるため、記入漏れを防ぐことが可能です。
2.レポート機能
レポート機能では、以下のような情報を閲覧・出力することができます。
- フォームへの訪問数
- フォームからの離脱率
- フォームのどの項目でどれだけ離脱したか
これらのレポートを活用することで、フォームを改善して離脱率がどれだけ変化したかを測ることができます。また、どの項目で離脱が多いかを知ることで、入力項目や入力方法などよりユーザーが快適だと感じられるフォームを目指して継続的に改善していくことができるでしょう。
ツールによってはA/Bテストを行えるものもあります。A/Bテストとレポート機能と共に活用することで、コンバージョン率の高いフォームへと改善していくことが可能です。
3.運用サポート
EFOツールを提供する多くのベンダーでは運用サポートを行っています。
ノウハウを持つ担当者がEFOツールを活用するためのサポートをしてくれるため、どのようにフォームを改善すればいいかわからない場合や、思ったように効果が表れない場合などに役立ちます。
ベンダーによって運用サポートの内容は異なります。例えば、フォームの改善提案やレポートの分析などさまざまです。
4.EFOツールを導入する3つのメリット

EFOツールの導入を検討している人のために、どのようなメリットがあるのかについてまとめてみました。
導入のメリットには、以下のようなものがあります。
離脱率を軽減できる
入力フォームの改善点がわかる
ノウハウがなくても入力フォームを最適化できる
これらのメリットについて、詳しく解説していきます。
1.離脱率を軽減する
ここまで何度か解説した通り、EFOツールはさまざまな入力支援機能を活用することで、ユーザーの入力に対する負担を軽減して離脱を防ぎます。
例えば、最近では郵便番号を入力すれば番地より前の住所が自動入力されるフォームが主流ですが、自動入力がなければユーザーはその時点で不便さを感じてしまいます。また、必須項目がどの箇所かわかりにくいことで、送信してもエラーが何度も表示されて面倒になり、離脱してしまうというケースもあるでしょう。
EFOツールを活用すれば、このような離脱のリスクを減らすことが可能です。
ユーザーがストレスを感じない快適な入力フォームに改善していくことで、入力完了率を高めてコンバージョンを増やすことができるでしょう。
2.入力フォームの改善点がわかる
EFOツールを使用しなくても、専門知識を持つエンジニアがいれば入力フォーム自体は改善することができますが、改善すべきポイントは把握できません。
しかし、EFOツールのレポート機能を利用すれば、どこで離脱されているのかが明確になるため、より効果的にフォームを改善することができます。
ユーザーの中には入力がストレスに感じて離脱する人もいれば、「個人情報を詳しく入力したくない」という人もいます。
例えば、年収を入力するフォームがあり、そこで離脱されることが多ければ「なぜ年収まで入力しなくてはいけないのか」と感じてしまっている可能性があることがわかり、年収の項目を無くすなどの対策を講じることができます。
また、入力にかかる所要時間や頻繁にエラーが起きる項目も把握できるので、どこを改善すべきかをすぐに分析できるようになるでしょう。
3.ノウハウがなくても入力フォームを最適化できる
EFOツールを導入しても、ノウハウがなく分析も苦手で、最大限活用できるかわからない場合もあるでしょう。
しかし、前述した通りEFOツールの多くはサポートを提供しています。専門の担当者からレポートの分析やフォームの改善提案などのサポートを受けることで、知識やノウハウがない状態でもフォームを改善していくことが可能です。また、サポートを受けることで社内でもノウハウや知識が身につくでしょう。
EFOツールの導入に不安がある場合は、サポートが手厚いツールを選びましょう。
5.費用対効果が抜群!おすすめなEFOツール6選
機能やメリットについて解説しましたが、EFOツールは選ぶ種類によって特徴や機能が異なります。
いざ選ぼうとしても、「多くのツールがあってどれを選べばいいかわからない」という人のために、ここでは厳選した6つのEFOツールの特徴などを紹介していきます。
1. f-tra EFO

f-tra EFO(エフトラEFO)は、大手企業やベンチャー企業を中心に3,400社以上の導入実績を有するEFOツールです。19種類の豊富な入力支援機能が、フォームにおけるエラー率や離脱率を低減し、導入だけで平均22%のフォームの成績改善を実現しています。
また、レポート機能では、各フォームの成績を期間別・入力項目別・ブラウザ別に分析可能です。ユーザーが入力ミスや離脱をした項目を記録し、フォームの問題点を可視化できます。時系列データで改善後の変化も確認可能です。
2. KAIZEN UX

KAIZEN UXは、EFOを含むWebサイト全体の改善をトータルサポートするサービスです。導入施策数は50,000件以上の実績があります。特にEFOでは、1画面1質問形式の「ステップ型」フォームの導入により、ユーザーストレスを大幅に軽減し、登録開始率が140%改善、入力完了率も155%改善と大きな成果を上げた事例もあります。
タグを1行追加するだけでUI変更ができ、ノーコードでWebサイトのUI/UX改善が可能です。改善施策にあたっては、専門知識を持つ経験豊富な人材がサポートしてくれるため、ノウハウが不足している企業でも安心して取り組めます。EFOに限らず、Webサイト全体の改善を検討中の企業におすすめです。
3. EFO CUBE

EFO CUBEは、幅広い業界で4,200フォーム以上の導入実績を持つEFOツールです。ECサイトでの商品購入率や旅行・ホテル予約サイトの宿泊申し込み、不動産サイトでの資料請求率など、あらゆる入力フォームからのコンバージョンを最大化します。
26の入力補助機能を駆使して、商材やターゲット、サイトのデザイン・仕様によって異なる多彩なフォームに対応可能です。過去の実績とヒアリングから、どの機能を搭載すべきかを提案してもらえます。
4. EFOcats

EFOcatsは、スマホユーザーに最適化されたEFOツールです。スマホでサクサク入力できる「ステップ型」のUIを採用し、ユーザーの「申込みをしたい」「購入したい」というモチベーションを下げることなく、入力を完了まで進めることができます。
既存のフォームを特に編集することなく、タグを設置するだけでステップ型フォームに変更することが可能です。もちろん、途中離脱やエラーを防ぐ入力サポートも完備されています。さらに、成績レポートの活用によって、ユーザーが離脱しているポイントを発見し、エラー率・離脱率の低減などフォームの改善へと繋げることができます。
5. GORILLA EFO

GORILLA EFOは、業界最安値クラスの月額9,800円から導入できるEFOツールです。スマホ対応の13種類を含めて全33種類の入力サポートが、フォーム経由のコンバージョン率の改善に貢献し、導入後は98.9%の継続率を誇ります。
フォーム分析機能では、デバイスやブラウザ別、期間別に、訪問数や直帰率、離脱率、完了率、完了までの所要時間を確認することが可能です。また、入力フォームの項目ごとの分析によって、どの項目でエラーや離脱が起こっているのかを把握できます。
6. Gyro-n EFO

Gyro-n EFOは、さまざまなWebサイト改善ツールを展開するGyro-nのキーサービスの一つです。専門スタッフがEFOの設定からフォーム改善フローまで徹底サポートし、入力フォーム経由でのコンバージョン率を向上させます。
一般的なEFOツールでは対応が難しいSPA(動的ページ遷移)フォームをはじめ、複雑な仕組みのフォームにも実装が可能です。また、SATORI、Pardot、マルケト、ハブスポットなどのMAツールとの連携フォームにもEFOの実装事例があります。
6.失敗しない!EFOツールの選定方法
おすすめツールを紹介しましたが、企業によってツール選びの基準は異なります。
自社に最適なツールを選ぶために、以下のポイントを参考にして選定してみましょう。
機能やサポートが充実しているか
レポート機能に欲しい情報があるか
費用対効果は高いか
では、詳しい選定方法を解説していきます。
1.機能やサポートが充実しているか
EFOツールは、種類によって搭載されている機能が異なります。前述した基本的な機能は多くのEFOツールに搭載されていますが、他にも以下のような機能が搭載されたツールもあります。
- 離脱しようとするとアラートを表示する機能
- 正しく入力された箇所にチェックマークを表示する機能
- メールアドレスのドメイン候補を表示する機能
ツールによって入力支援機能が10種類のものや、25種類以上あるものもあります。数が多ければいいというわけではありませんが、自社のターゲット層などを考慮しつつ、絶対に必要な機能を書き出してツール選びをしましょう。
また、自社にEFOに関する知識やノウハウがない場合は、どこまでサポートを受けられるのかを確認しておきましょう。
2.レポート機能に欲しい情報があるか
EFOツールの効果を最大限発揮するのに、レポート機能は欠かせません。レポート機能もツールによって異なるため、どのような情報を得たいのかによって選ぶツールは変わります。
レポート機能で得られる情報には以下のようなものがあります。
- 訪問者数
- 離脱数
- フォーム完了数
- デバイス別レポート
- ブラウザ別レポート
- 期間比較
この他に、改善が必要な項目を分析してくれる機能を搭載したツールもあります。
導入候補のツールではどのようなレポートを閲覧できるのかを一覧にし、必要なレポートを閲覧できるツールを選びましょう。
3.費用対効果は高いか
EFOツールは多機能であるほどさまざまな角度からフォームを改善できます。しかし、高機能であるほどコストも高くなる傾向があるため、ツール選びの段階で費用対効果を試算することが大切です。
多機能なものを選んでほとんどの機能を利用しなければ無駄にコストをかけてしまいますが、機能が足りていなくても充分な効果を得られず、導入する意味がありません。
そうならないためにも現状のコンバージョン率などの状況を踏まえて、候補に挙がっているツールの費用対効果を試算してから選びましょう。
7.無料のEFOツールはある?
無料プランがあるEFOツールはありますが、「1フォームまで無料」といったように大きな制限があります。入力支援機能・レポート機能・サポートにも制限があることがほとんどであるため、企業で活用するには機能が足りません。
また、EFOツールは無料期間がないツールも多いため、使用感を比べにくいという特徴があります。
しかし、公式サイト上でツールの機能を活用したフォームが設置されていることが多く、実際に入力してみることができるので、どのようなフォームにしたいかの参考にできます。
8.参考にしたいEFOツール導入事例
EFOツールを導入した企業の事例を3社ご紹介します。
1.株式会社アンチエイジングラボ

自社で開発した美容・健康のための商品や、バイヤーが買い付けた選りすぐりの商品を販売する株式会社アンチエイジングラボは、チラシなど紙媒体を中心とした販促を行っていました。
しかし、新商品販売に合わせてLPを作成したものの、コンバージョン率が想定よりも悪く、外部に委託して改善を行っても効果が思わしくありませんでした。
そして、打開策を調べている中でEFOツールの存在を知り、試しに導入してみることを決めたそうです。
FOツールで改善を行った結果、コンバージョン率が2.1%改善し、広告の費用対効果も約2倍になりました。
2.GJB株式会社

都内を中心にシミュレーションゴルフを展開しているGJB株式会社は、予約申込フォームからの離脱を改善したいと考えていました。
入力フォームに問題があると仮説を立ててWeb広告運用会社に相談し、そこでEFOツールの存在を教えてもらったそうです。
導入後は入力完了率が171%アップし、コンバージョンが大幅に改善したことで、売上にも大きく貢献する結果となりました。
3.株式会社magicnumber

トータルケアブランド「Le ment」やユーザーニーズを解決するプロダクトを提供している株式会社magicnumberでは、チャットタイプのEFOツールを使用していました。
途中までは効果を得られていましたが、集客方法を変更してユーザーの年齢層が若くなったことで、コンバージョン率が下がりフォームの途中離脱も6割ほどに増えてしまいました。
スマホでの入力画面が小さくタップしにくい、カート部分のデザインが古く購買意欲を低下させるなどの懸念があり、そこを解決できるツールを選定し、ツールの変更を決めました。
新しいEFOツールの導入後は、一部の商材のコンバージョン率が1.6倍、新規注文が数百件増加したため、効果をしっかりと実感できているそうです。
EFOとLPOの連携でコンバージョン率を最大化する方法
EFOツールでフォームを最適化することだけでなく、そもそもユーザーがフォームに到達するまでのプロセスも同様に重要です。
これがLPO(ランディングページ最適化)と呼ばれる取り組みです。EFOとLPOは相互補完的な関係にあり、両者を組み合わせることでコンバージョン率の大幅な向上が期待できます。
例えば、広告から流入したユーザーがランディングページで十分な情報を得られず、価値を感じられなければ、いくらフォームが使いやすくても離脱してしまいます。逆に、魅力的なランディングページでユーザーの関心を引いても、フォームの使い勝手が悪ければコンバージョンは発生しません。
EFOとLPOを統合的に取り組むことで、ユーザーの導線全体を最適化し、無駄なく効率的にコンバージョンへと導くことができるのです。
LPOを取り入れるメリット
- ユーザーの関心から行動までの一貫した体験を設計できるため、離脱率が大幅に低下する
- EFOとLPOのデータを組み合わせて分析することで、改善ポイントをより正確に特定できる
- フォームに到達するユーザーの質が向上し、最終的な顧客満足度とリテンション率の改善につながる
まとめ|Webフォームを最適化してコンバージョン率を高めるためEFOツールの活用を
EFOツールは、Webサイト内の入力フォームをユーザーにとって入力しやすく快適なものにし、コンバージョンを増やすことを目的としたツールです。
入力フォームで70〜80%が離脱すると言われており、EFOツールを活用して快適なフォームを作成することが重要です。
EFOツールには主に以下の機能を搭載しています。
これらの機能を活用することで入力フォームからの離脱率を減らし、コンバージョン率の向上が可能です。
ツールを利用するので特別な知識は必要なく、誰でも簡単にフォーム改善ができます。
EFOツールを選ぶ際には、次のようなポイントを基準に選びましょう。
- 機能やサポートが充実しているか
- レポート機能に欲しい情報があるか
- 費用対効果は高いか
EFOツールは無料で利用できるツールや無料期間があるツールが少ないため、自社に合うツールを見極めて導入しましょう。
よくある質問とその回答
EFOツールには3つの機能が搭載されています。
- 入力支援機能
- レポート機能
- 運用サポート
入力支援機能は入力フォームを最適化するための機能です。ユーザーの負担を減らすことで、途中離脱を減らす効果が期待できます。
レポート機能は、以下のような情報を閲覧・出力できます。
- フォームへの訪問数
- フォームからの離脱率
- フォームのどの項目でどれだけ離脱したか
レポートを活用することで、フォームの改善点を見つけられます。
運用サポートは、ベンダーの担当者がフォームの改善提案やレポートの分析などを行い、サポートしてくれるサービスです。EFOツールの運用に不安がある場合は、サポートが手厚いツールを選びましょう。
詳しくは「入力フォームを改善するEFOツールの主な3つの機能」をご覧ください。
導入実績の豊富なEFOツールとして、下記6サービスが挙げられます。
- f-tra EFO
- KAIZEN UX
- EFO CUBE
- EFOcats
- FormAssist
- GORILLA EFO
入力支援の種類やレポーティングの指標などの機能のほか、サポートの充実度や費用対効果が選定のポイントとなります。各サービスの特徴を詳しく知りたい方は「費用対効果が抜群!おすすめなEFOツール6選」をご参照ください。料金プランや実際に利用した人のレビューもまとめています。
一般的に入力フォームを作成するためには専門知識を有した担当者が必要ですが、EFOツールなら誰でも簡単にフォームを作成・分析できるようになります。
レポートも自動で作成できるので、フォームの効果を検証しやすく改善を重ねて質を向上させることが可能です。
また、運用サポートが手厚いツールを選ぶことで、どこを改善すればいいかわからない場合でも担当者から提案を受けることができます。
詳しくは「ノウハウがなくても入力フォームを最適化できる」をご覧ください。
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